「賃貸物件に引っ越した時って周りの住民に挨拶しておいた方が良いのかなあ…」
このようなことが気になっている方もいらっしゃるのでないでしょうか。
そこで今回は、賃貸物件に引っ越してきた際の挨拶についてお話しいたします。
□引っ越しの際に挨拶することが重要な理由
昔は引っ越し蕎麦といった言葉もあったように、新しく住む場所において近くにいる人との最初の交流という意味で挨拶が行われていました。
引っ越しやその後の生活においては音を出すなど周りにも迷惑かけることもありますし、場合によっては協力が必要になることもあるでしょう。
地域社会が希薄化しているとは言っても、近隣にどのような人が住んであるのかを知っているのは大きな安心につながりますし、万一のことがあっても頼りやすいですよね。
また、前もって状況を伝えておくことでトラブルを引き起こしにくいことにもつながります。
□挨拶はどのように行うもの?
基本的にそれぞれのお宅に出向いて、引っ越して来た旨を伝え、軽い自己紹介をします。
賃貸物件の場合は特に当てはまりますが、玄関の扉を開けると部屋の中まで見えてしまうこともあります。
生活空間を他人に見られたくないという方もいらっしゃるので、出向くにしてもあまり凝視しない方が良いかもしれませんね。
もしエントランスにもインターンホンがあるのならば、それで一呼吸置くというのも1つの方法でしょう。
挨拶を行う範囲ですが、少なくとも両隣と上下の同じ場所の部屋の方には挨拶をしておくのが良いです。
手土産品としては1000円以内の日用品を持っていくと相手としても悪い気はしません。
期間としては引っ越した日から数日以内に済ませておきましょう。
□挨拶に関して押さえておきたいマナー
初回の挨拶に関しては顔を合わせに行くことが目的ですので、数分程度でまとめておくのが無難です。
冗長になるよりも簡潔にしておく方が、相手からの印象は良くなります。
また、賃貸物件においては、生活時間が違う方やそもそも他人とかかわりたくないという方もいるかもしれませんので、無理にすべての人に挨拶をする必要はありません。
しつこく訪問してトラブルになるよりは、生活していくうちにたまたま会ったときなどに軽く声をかけておく方が問題ないでしょう。
□最後に
今回は、賃貸物件に引っ越しをする際に挨拶をすることが重要な理由と、挨拶の行い方や押さえておきたい注意点に関してご紹介いたしました。
挨拶回りのご参考になれば幸いです。
2018年10月17日(水)
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