「大学に入ったら一人暮らしを検討している」
「賃貸の契約の注意点が知りたい」
このような方はいらっしゃいませんか?
特に初めて引っ越しをする方は、きちんと把握しておきたいですよね。
そこで今回は、皆さんに賃貸の契約の流れと注意点をいくつか紹介します。
□契約の流れ
*申込書の記入
気に入った物件があれば、まず申込書に記入してください。
申込書には、自分の情報だけではなく、連帯保証人の情報の記入も必要です。
申込書は、入居意志があるかどうかの判断だけに使うため、記入後でもキャンセルが可能です。
申込書には、氏名や現住所、勤務先などの基本的な情報が必要なので覚えておきましょう。
*申込金を預ける
申込金とは、契約前に仮押さえするために、支払うお金のことです。
契約しない場合や、キャンセルした場合は、全額返金されます。
契約したのであれば、敷金や礼金の一部として、使われます。
しかし、不動産会社や物件によって違うことがあるので、支払う際に確認することをおすすめします。
*入居審査
入居審査とは、家主が申込書を見て、その人を入居させるかどうかを決める審査のことです。
チェックポイントには、「支払い能力があるか」「規律を守れるか」などがあり、非常に重要なので覚えておいてください。
審査結果は、早ければ2~3日、長くて1週間ほどかかります。
ただし、年収や職業によっては、審査に通らない可能性があるので、事前に不動産会社に相談しておきましょう。
*正式契約
ここでは、宅地建物取引士から重要事項と賃貸借契約に関する説明を受けます。
署名捺印は、内容をきちんと確認して、納得した上でしてください。
確認する際は、契約内容に違いがないか、理解できない部分はないかなど、細かく目を通しておきましょう。
また、礼金、敷金、仲介手数料、前家賃、火災保険料を支払う必要があります。
仲介手数料は、家賃の1ヶ月分を目安にすると良いでしょう。
不動産会社によっては、銀行口座に振り込むところもあるので確認してください。
□契約の注意点
*設備
契約書に記載されている住居部分の設備は、必ず確認してください。
契約書にある設備を壊した場合は、大家さんが修理してくれます。
もちろん、わざと壊したときは、自分で弁償する必要があります。
その他にも、エアコンが完備されているかなどを契約時に確認すると良いでしょう。
*契約期間
賃貸物件は、2年契約のものが多いです。
契約期間内に退去する場合は、違約金が発生することがあるので注意してください。
発生するかどうかは、契約書の「特約」を見れば分かります。
□まとめ
以上、賃貸の契約の流れと注意点をいくつか紹介しました。
引っ越しを検討している方は上記の内容を参考にしていただければ幸いです。
2019年06月18日(火)
<< 前へ | 最新記事一覧へ戻る | 次へ >> |