「不動産買取のメリット、デメリットを教えてほしい」
「不動産売却の買取と仲介では違いがあるの」
このようなご要望やお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃいます。
今回は、このような方に向けて、不動産売却で「買取」を選ぶメリット、デメリットについてお話しいたします。
□不動産売却で「買取」を選ぶメリット
不動産売却で「買取」を選ぶメリットは5つあります。
*その1:仲介手数料が発生しない
「仲介」では、不動産会社を通すことで個人間での物件の売買が成立します。
一方で、「買取」は不動産会社に物件を売り払うので、そもそもの仲介の必要性がありません。
したがって、仲介費用が発生しません。
*その2:売却までの期間が短い
「仲介」は購入したいと考えている人が現れて、初めて売却できます。
一方で、「買取」は不動産会社が買い取ります。
したがって、「買取」は物件を売却できるまでの期間が短いのです。
また、売却までの時間が短いため、資金計画を立てやすいというメリットもあります。
*その3:内覧が必要ない
「仲介」では、売却予定の物件の見学を希望する方が出てくる度に、立ち会う時間を決めなければいけません。
一方で、「買取」の場合は不動産会社のみの訪問です。
したがって、「買取」では時間の制約が少ないのです。
*その4:瑕疵担保責任を問われない
瑕疵担保責任とは、売却後に物件の損傷が見つかった場合に売主が修復する義務を負うものです。
「仲介」では、引き渡し後2ヶ月以内に損傷が見つかった場合、その責任を負います。
一方、「買取」ではその責任は課されません。
また、不動産会社に売却する際に欠損があっても、修復をする必要はありません。
□不動産売却で「買取」を選ぶデメリット
「買取」のデメリットは、売却価格が「仲介」よりも低くなることです。
「買取」の売却価格は、「仲介」の売却価格よりも15%〜30%ほど安くなる傾向があります。
これは、メリットの項目で説明した修復の必要がないことに由来します。
買い取った物件の修復にも費用がかかるため、不動産会社は負担軽減のために安く買い取る必要があります。
□まとめ
今回は、不動産売却で「買取」を選ぶメリット、デメリットについてお話しいたしました。
「買取」はメリットが多い一方で、1つのデメリットが売却価格に関するものです。
したがって、不動産を売却する際は「買取」と「仲介」の選択をしっかり考えることが大切です。
当社は、不動産売却のご相談を承っております。
上野毛周辺で不動産売却をお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。
2019年05月03日(金)
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