「不動産の売却を仲介業者に頼みたいけど、費用がどれくらいかわからない」
このような方は多いのではないでしょうか。
依頼する前にどれくらいかかるか、きちんと把握しておきたいですよね。
そこで今回は皆さんに不動産仲介手数料の平均価格と相場の算出方法を説明します。
□仲介手数料の平均価格は?
*不動産売買の場合
仲介手数料には上限があります。
基本、その上限価格が平均価格とされていて、物件によって上限価格は異なります。
仲介手数料は契約成立した時に半額、残りの代金を引き渡しの際に支払うことが多いです。
*賃貸の平均価格は?
賃貸の場合、不動産業者が受け取る金額は家賃の1ヶ月分が上限額です。
したがって、平均価格は自分が住んでいる家賃の1ヶ月分となっています。
当社の仲介手数料も家賃の1ヶ月分を頂いています。
□相場価格の算出方法は?
*速算式
売買価格によって手数料の料率が違います。
売買価格が200万円(税抜き)以下の場合は、「仲介手数料=売買価格×5%×1.08(消費税)」になります。
また、売買価格200万円以上400万円以下の場合は「仲介手数料=売買価格×4%+2万円×1.08(消費税)」になります。
そして、売買価格400万以上の場合は「仲介手数料=売買価格×3%+6万円+1.08(消費税)」になります。
このように、速算式を使うことで相場価格をより簡単に求めることができます。
□仲介手数料は安くできるの?
不動産業者は上限額までなら何円でも受け取ることができます。
上限額が平均となっているのはこれが理由です。
特に大手の会社は値引きしてくれる確率は低いです。
しかし、場合によっては手数料を減らすために交渉することは可能です。
*両手取引の場合
両手取引では、不動産会社は買主と売主の両方から手数料を受け取ります。
この場合、不動産会社は仲介手数料の値引き交渉に応じてくれる可能性が高いです。
*制約期間まで時間が短い場合
制約期間が短いということはその分広告宣伝費が安くなります。
こういう時は値引き交渉をしやすくなります。
*売買価格が高額な場合
売却額が大きいとその分仲介手数料も高くなります。
したがって、不動産会社からすると値引きをしても大丈夫な可能性が高いです。
*売却額が査定額より低い場合
契約する際に売却額が査定額より大幅に低い時は値引きに応じてくれる場合があります。
このような場合は値引きの交渉をしてみると良いかも知れません。
しかし、必ず成功するとは限らないので注意して下さい。
事前に仲介手数料の知識を身に付けておくことをオススメします。
□まとめ
以上、不動産仲介手数料の平均価格、算出方法についてくわしく解説しました。
上記に記載した方法を参考にしてみると簡単に自分の物件の手数料が計算できます。
上限価格を求められることがほとんどです。
しかし、場合によっては安くできるので交渉してみて下さい。
2019年04月23日(火)
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