「不動産を売りたいけど知識がなくて不安」
「不動産売買ってどのように査定するの?」
このようにお考えの方はいませんか?
不動産売る際は、業者によって査定されることはご存知だと思いますが、実際にその価格で売れるとは限らないということを知っていますか?
このような不動産売買をする際に持っておきたい知識について、今回は主に査定方法に焦点をあててお話ししたいと思います。
□不動産売買査定の必須知識
*誰に売る?
まず考えて頂きたいことは誰に売るのかということです。
その方法には2パターンあって、一つ目は「買取」です。
不動産会社や買取の専門業社に買い取ってもらう方法です。
もう一つは「仲介」です。
これは仲介業者を通して個人の買主に対して買ってもらうものです。
買取にすれば仲介で売れる価格の70%程度になってしまうと覚えておきましょう。
*査定方法
実際に査定する上で、2つの方法があります。
・机上査定
これは文字通りあなたが売りたい不動産の情報から価格を割り出す比較的簡易な査定方法です。
これはその物件の情報に加え、過去どのように取引されていたか、周辺の事例や市場などによって査定が行われ、だいたい30分から1時間程度で査定できます。
この査定方法は時間がかからない反面、簡単な査定になってしまいます。
・訪問査定
これは実際にその不動産を見て机上査定よりも精密な査定を行う方法です。
業者が訪問することで紙の情報だけではわからない接道状況や建物の傷み具合などの詳細な情報を確認でき、成約しやすい価格を算出します。
この方法は精度が高い反面、訪問する予定の調整と実際に訪問して査定をするため必然的に時間がかかってしまいます。
*査定には何が必要?
スムーズに査定をしてもらうためには用意しておきたい準備物がありますので知っておきましょう。
・登記簿謄本
登記簿謄本はあなたの売りたい不動産が誰に権利があるのかが書かれた書類です。
この書類は法務局で入手することができ、不動産会社が用意することもありますので必要かどうか聞きましょう。
・公図
公図は法務局で入手できる地図でこれも必要かどうかは不動産会社に聞きましょう。
・建物の詳細書類
購入するときに不動産会社から渡される書類ですので探しておきましょう。
・測量図
売却する際に必要なことが多いため、査定の段階で用意しておくことをおすすめします。
マンションの一室ならこの書類がないことがありますので注意しましょう。
□終わりに
今回は不動産売買の際の査定について必要な知識をご説明しました。
この知識を頭に入れておいてスムーズな査定を行いましょう。
2019年03月21日(木)
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