「お家を売りたいけど今すぐ売ったほうがいいのかもう少し待ったほうがいいのか分からない」、「今すぐお金が欲しいけど時期によってお家の売却時のお金って全然変わるのかな」
このようにお考えの方はいませんか?
不動産の売却はいつ売るか、そのタイミングによって値段が変わってくることは事実です。
そこで、今回はあなたの不動産をいつ売れば一番良いのか、その時期を含めたベストなタイミングを考えていきましょう。
□売却のベストタイミングとは
色々な観点から売るのに良いタイミングを紹介していきます。
*相場による判断
不動産の相場には波があると言われていて、2008年のリーマンショックで大きく下落し、その後も東日本大震災後まで同じような傾向だったがアベノミクスで2013年以降は回復しています。
このことからリーマンショック前や相場が下落した2010年代前半に購入した人は今売れば得をすることが期待できます。
その相場による売却のタイミングはピークに達した時に売るのが一番良いのが基本ですが、その判断はプロでも難しく、買った時よりも相場が上がっていれば売りどきと判断するのが良いでしょう。
*季節による判断
日本では4月が年度の変わり目なのでそのあたりに引っ越しをする人が多くなります。
ということは、2月から3月にかけて住宅を購入する人が多く、その時期が需要が高いベストなシーズンと言えます。
また、春よりは規模は小さくなりますが秋にも移動する人が少なからずいますので、そのタイミングでも良いでしょう。
*自分の買い替えのタイミングによる判断
上記のように移動シーズンに必ずしも売れるという保証はありません。
自分の住宅の買い替えに合わせて売ることで金銭面の負担を軽減することができます。
しかし注意して頂きたいのが、ある時期に同じエリアでの売却が集中して相場が下がってしまうことです。
新築マンションならば3月末に引き渡されることが多く、その時期に同時に売却を始めてしまい、同じような物件が多くなり相場が下がってしまうことがあります。
そのような場合には早めの売却も検討しましょう。
*税金による判断
売却時期と税金の関連も判断材料になります。
売却して得た利益を譲渡所得と言うのですが、この税率は期間によって変わってきて、所有期間が5年以下だと税率が9%となり、5年以上で4%と比べて重くなってしまいます。
□終わりに
今回は不動産のベストな売却時期について色々な観点から説明しました。
自分にとってどのタイミングが良いのかこれを機に考えてみてはいかがでしょうか。
2019年03月13日(水)
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