新しい住まいを考えるとき、家を購入するのか、賃貸にするのかは悩むところです。
結論から言えば、各世帯や個人のライフスタイルや人生設計によるところが大きいので、一概に賃貸がいい、購入の方がお得だと結論付けることは難しいです。
そこで、住宅の購入と賃貸に関して、それぞれどれだけの費用がかかるのか、どういった人に向いているのかについてまとめました。
住まいの計画のご参考にしていただければと思います。
□購入を選ぶ場合
住宅を購入すると、住宅ローンを組み、大体35年ほど毎月返済していくことになります。
また、初期費用としてかかる金額が賃貸の初期費用である敷金、礼金、仲介手数料と比べて、より自己資金が必要になります。
購入した住宅は自分でメンテナンスしなければならないので、手間と費用がかかります。
しかし、
物件を購入すると、物件は自分の資産となるので、子ども世代に残せることは大きな利点です。
ローン返済後は住宅にかけるお金が少なくなるので、老後は安心して暮らせます。
自分の資産なので、自分好みにアレンジすることも自由なのは嬉しいですよね。
□賃貸を選ぶ場合
賃貸を選択すると月々の家賃を払い続けなければなりません。
購入する場合は、返済が終われば、マンションの管理費や修繕積立金等以外で固定費を支払う必要はありません。
賃貸では家賃の継続した支払いが発生するので、老後のお金の使い方に関して考えて計画しなければなりません。
また、資産として残らない上に、リフォームの自由もききません。
一方で、人生の段階によって、家を変えることが簡単である点が賃貸のメリットです。
特に、子どものいる世帯だと、子どもの成長や自立といった変化に合わせて適切な大きさや間取りの住宅にお引越しが出来ます
□最後に
住宅を購入するか、賃貸にするかはそれぞれのその後の人生に大きな影響を与えます。
転勤などある方は賃貸が便利ですが、老後は若いうちに購入しておいた住宅に住めるのが安心ですよね。
2018年09月07日(金)
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